みどり
春の選択除草
スダチの花も終わりに近づき、
どんどん高くなる気温に合わせるかのように草の背丈もどんどん伸びてきました。
そんな先日、講師の鎌田さんをお呼びして総勢17名で行った選択除草。
今回のターゲットは「カラスノエンドウ」「スズメノエンドウ」「アメリカフウロ」「メドハギ」etc..
外来の野草と、在来だけど放っておくと生えすぎてしまう野草たちです。
選択除草でターゲットを絞ってやることで、草抜きにありがちな
「一部だけすっきりして他は生い茂っている」という状態にならないのです。
そのため少し抜くだけでも達成感に満たされます。
刈った草はマルチとして木の下に敷くか、
バイオネストにおいて養分のある土になってもらいます。
今回はコモンスタッフと徳島大学生とで行った選択除草ですが、
実は来館者の子どもたちもシロツメクサで花冠を作ったり四葉のクローバー集めをしたりと、
知らず知らずのうちに選択除草に参加してくれています。
敷地に関する法律が難しい日本ではむやみに植物採取をするのがためらわれると思いますが、
コモンではこのように抜いて欲しい植物があったりしますので、ご自由にどうぞ。
お茶や饅頭、薬にもなるヨモギ。
日本ルバーブのようなイタドリ。
花冠として、乾燥させてお茶にもなるシロツメクサ。
ぜひ選択除草を兼ねて、収穫してみては?
コモンスタッフ ゆり