私にとっての神山、鮎喰川コモン
朝晩の冷え込みに吐く息も白くなり、お鍋が恋しい季節になりました。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
こんにちは。コモンだより初登場のるなです。
昨年の2月から勤務を始めて、10ヶ月が経ちました。時の流れは早いです。
今日は、私が徳島県神山町を選んだ理由、そして鮎喰川コモンで勤務を始めた理由を書きたいと思います。
私は、山梨県富士吉田市という富士山が有名な町から「地域みらい留学」という制度を使って、神山町にやってきました。
とても簡単に言うと、全国から県外生を募集する制度です。
親元を離れて生活するのにはすごく大きな勇気が必要でした。
それでも私が神山町にきた理由は、「大人の目」でした。
神山町で働いている大人が、(オープンスクール時に会った大人は数名でしたが。)キラキラした目で神山町について教えてくれるのがとても印象的でした。
みんな神山町のことが好きで、選んでここにいる、という感覚が忘れられなかったです。
入寮面談や受験を乗り越え、神山町で始まった生活。
落ち着きがなく、慌ただしい日々の中で初めて鮎喰川コモンにきた時のことを今でも覚えています。
小学生たちの元気さ、慌ただしさと、大人たちの落ち着いた「好き」の空間が共存していたからです。小学生たちの慌ただしさも、「うるさい」や「集中できない」そんな感じではなく、鮎喰川コモンにすごく馴染んでいて、すっと受け入れることが出来ました。
コモンに行く回数は多くなかったですが、私にとって好きな場所TOP3に入る、そんな場所でした。
今まで、神山町で幾つかのアルバイトをしてきましたが、どれもピンと来ず、アルバイト向いてないのかな、なんて思っていた時に、鮎喰川コモンスタッフ募集のチラシを見かけました。
その場の勢いで応募フォームを送り、ドキドキしながら面接の日を迎えました。
自分の思いや考えを素直に伝えることが苦手な私ですが、すっと言葉が出て来て、面接や現場体験も無事終えることができました。
本格的な勤務が始まってからもコモンに対するイメージは変わりなく、静と動が共存する鮎喰川コモンという空間が大好きなのです。
小学生との関わりで悩む部分もありますが、思わず笑顔になってしまうような素敵な場面に出くわすこともあります。
そんな鮎喰川コモンが私は大好きです。
来年は、高校を卒業し徳島市での一人暮らしが始まります。
神山町とは離れた場所での生活が始まるけれど、あのキラキラした目で神山町を話せる大人になれるといいな。
桜がさく季節にお会いしましょう。
それでは、また。
スタッフ るな