みどり
2024年・秋の選択剪定 報告レポート
10/26(土)の午前中、ランドスケープデザイナーの鎌田あきこさんをお招きして「秋の選択剪定の会」を開催しました。
大埜地の集合住宅の敷地内に植えた、多種多様な地域性の苗が年数を重ねてだいぶ大きく茂ってきたのに合わせ、いつもの「選択除草」ではなく、今回は「選択剪定」について。
「剪定したいけど、どこをどう切ったらいいのか分からない…」と思っていたという入居者さんをはじめ、そのお子さんや、選択除草の研究で関わってくれている徳島大学の先生・学生さんたち、総勢10数名で和気あいあいと作業しました。
朝一番は小雨もパラパラしていたので、まずは室内で。敷地全体をどう設計したの?生垣にはどんな配置でどんな樹種が植えられているの?という話を鎌田さんから。
4年にわたる開発の中で、年によって苗の種類に特徴があったり、育ち具合に変化があったり。そんな話を聞いてから、今回の作業対象は、第1期・苗が植えられて一番大きく茂っている住戸エリアへ。
大きく育てる木や、鮎喰川コモン/住戸のバッファーとして高さを残す木を見極めながら剪定を始めます。生垣でよくある「刈込」ではなく「枝を選んで抜いていく」という感じ。
茂れば茂るほど、狙っている枝に手を伸ばすのも大変そうでしたが、これからこまめに手を入れるようになれば、年々手入れも楽になっていくのでしょうか。
剪定した枝はバラしてできるだけまっすぐな1本にしてから…
バイオネストへ運び、細かい枝葉は刻んで真ん中に、大きな枝は周りにぐるっと差し込んでいきます。
最近なかなか枝を切る機会がなかったので、久しぶりにバイオネストが「ネスト(巣)」らしくなって嬉しい気持ちに。
最後に恒例の集合写真。参加してくれたみなさん、ありがとうございました!