子どもたちとアートをつなぐワークショップ 「ヤッピーネといっしょにあそぼう」レポ
今回は、7月6日に行われた子どもたちとアートをつなぐワークショップ 「ヤッピーネといっしょにあそぼう」について様子を皆さんにお知らせしたいと思います。

〜ワークショップの流れ〜
講師の笠井さんが絵本「ヤッピーネのたからもの」を紙芝居で参加者に読みかせ&ワークの説明
参加者がヤッピーネの気持ちになって宝箱から宝物を選ぶ
ヤッピーネの宝物が、美術館で現在展示中の絵画(コピー画)6点のどこにあった宝物なのかを想像して各自で画の前に置く
講師から一枚ずつ画のタイトル&作家名の説明があり、続いて画の前に宝物を置いた子ども・大人の順に「想像した気持ち」を参加者と笠井さんに発表
講師から素敵ポイントの解釈・関連づけ付きで参加者に伝達
参加者全員が選んだ宝物の発表後、ヤッピーネの姿を想像して絵を描く


講師から感想の問いかけに、子どもの1人から「ちょっとむずかしかった」・大人達から「面白かったです」の言葉がありました。
参加者に向けて「楽しかった人?」と呼びかけると、全員が手を挙げてくれ、拍手で終了。
各自が描いた個性ある「ヤッピーネの想像画」の集合写真を撮って解散となりました。

イベント後、講師と話すために残った保護者が2名ほどいらっしゃいました。
夏休み中、子ども鑑賞料無料の案内などを受けていました。
帰りがけには、保護者から「美術館が身近に感じられたのでぜひ行ってみたい」との感想を伺うことができました。
〜所感〜
ヤッピーネの宝箱から宝物を選ぶときには、お目当ての宝物をすぐに選んで取り出す子、「やっぱり変える!」と宝箱に戻して悩みつつ選び直す子もいて、みんな真剣。
自分が考えたテーマに合う宝物を選ぶ楽しさが伝わってきた。
発表の時間は、自分が想い描いたストーリーをみんなの前でのびのびと喋る子、
小さな声で笠井さんの耳元にそっと伝える子、いろいろな個性で表現。
「絵の中に小さな穴を見つけて、そこからヤッピーネが出入りしているんじゃないか」と、
ヤッピーネにネズミを重ね合わせてイメージした子が居た。
その話を聴いた子どもの中に、ヤッピーネを想像して描く時間にネズミを書いた子も。
また、普段、絵本で親しんでいる物語と結びつけて絵画を鑑賞した子どもや、
絵画の背景(見えていない部分)を想像して宝物を選んだ子も居り、
生活経験の豊かさが想像力に果たす役割は大きいと感じた。
同じ場所・同じ時、同じ物を見て一緒に体験することは、
見知らぬ子ども同士が自然に影響しあっていたり、
大人も他の子どもと混ざり合い「個」となって「異」を楽しむ自由な空気流れる心地よい時間だった。
コモンスタッフ かしはら