コモンだより

みどり
 

バイオネストでできた堆肥を活用!

コモンに初めて来た方によく質問されるこれ、何だか分かりますか?

「バイオネスト」と呼んでいる堆肥化スペースで、
敷地内で抜いたり刈ったりした「草や葉」を中心部に刻んで積み上げ、
周りには葉っぱを取り除いて真っ直ぐにした「枝」を編み込んで、
まるで鳥の巣のような形。

興味を持った人たちにもっと知ってもらえたら、と思い、
こんな看板も立ててみました。

あえて、草や葉と、枝の部分を分けているのは、
堆肥へと分解される速度が違うから。
面倒だけど丁寧に分けることで、後で堆肥を使うときに
使いやすくなります!

 

敷地内の緑の手入れを始めた4年ほど前からバイオネストを使ってきたのですが、
今年3月ついにその意義を実感!
入居者の皆さんと、まずは山をひっくり返して、堆肥の出来具合を確認します。

底の方でホクホクと堆肥化した部分を取り出してみたところ、
ひっくり返したのは、全体のほんの四分の1ほどでしたが、
一輪車何杯分もの黒々とした堆肥の山!

敷地内の植木の周りの芝の根を切って整えつつ、
根っこにうまく届くよう、ドーナツ型に堆肥を乗せてあげました。

最近(6月末)元気がなかった木々の手入れを
職人さんにしてもらった時にもこのバイオネストの堆肥を活用。

 

あっという間に梅雨明けしてしまい水不足も心配ですが、
堆肥のドーナツで保湿効果も加わって、
木々たちが元気に育っていくことを願っています♪

 

鮎喰川コモンスタッフ/神山つなぐ公社 高田友美

投稿日
  • 2022.07.04
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