コモンだより

イベント
 

鮎喰川の生き物探しとマップづくり

みなさん、こんにちは。
今回は、7月27日に神山椎茸の糸山さんと行った
「鮎喰川の生き物探しとマップづくり」の様子をお伝えします!

糸山さんは、ご自宅に生き物部屋があるほどの生き物好き。
ちなみにご夫婦で「神山はいま」という神山町役場のwebサイトにインタビュー記事が掲載されていますので、詳しくはこちら。

公社メンバーからの紹介で
「おもしろい人がいるから、子どもたちと何か取り組めるとよさそう!」という話を聞き、
今回の企画が実現しました。

今回は夏なので、コモンの近くの川の生き物探しをすることに。
当日の準備時間、糸山さんは虫の標本を持ってきてくれ、始まる前から子どもたちは興味津々。

糸山さんは、周辺にいた毒ヘビもヒョヒョイと捕まえ、カゴの中へ。
生き物好きの小学校1年生の男の子は、準備中もずっと糸山さんについて、お手伝いをしていました。

生き物探しをすぐにし始める前に、
糸山さんが10種類ほどの写真を見せてくれ、
この中の生き物がいるかどうか、探してみよう!
どれを見つけたい?
という投げかけでスタート

川に入るとみんな思い思いに探していきます。
時折、糸山さんから「こう取ると見つけやすいよ」と教えてもらい、あとは自分たちで頑張ってみる!

1人ひとあみ、ひとカゴを持って、
えび!しまどじょう!トビケラ!と
カゴの中に続々と生き物が入っていきます。1時間くらいたっぷり探したあとは、みんなで何が取れたか観察!


同じ種類を同じバットに入れてよく見たり

透明のケースに入れてよく観察したり

保護者の方がゲットしたスッポンは注目の的でした
子どもたちの夢中な様子に、ここまででイベントの残り時間があと15分!
糸山さんと「マップづくりは簡易なものでいいですよね〜」と話して、
子どもたちが今夢中な時間を優先。

でも、最後に少しだけ、捕まえた生き物をチェキで写真に取り、図鑑で名前を調べてマップ作り。
石の近く?浅いところ?深いところ?どのあたりにどの生き物がいたか、見つけたところに生き物の写真を飾っていきました。


最後に、結局最初に見せた生き物のうち、どれが見つかった?と確認。
糸山さんが話し始めると、自然に子どもたちが集まってくるのがすごい。

出来上がった生き物マップはコモンにしばらく飾っています。

イベント終了後も捕まえたナマズの水槽を見つめる子どもたち。
ナマズはカエルを食べるらしい!と図鑑で調べた情報で、カエルを捕まえに行ってみたり。

この企画をきっかけに設置されたコモンの水槽を眺める子どもたち。

参加した子どもたちの保護者から、終了後にメッセージもいただきました。

「本日参加させてもらい、我が子はとても楽しかったようです。迎えに行った帰り車内でたくさん今日楽しかった出来事を聞けました。企画ありがとうございます!またこういった企画があれば参加したいです」

「生き物探し、ありがとうございました!すごーく楽しかったです。見つけた生き物を画用紙にまとめて、自由研究で出そうと思います。糸山さんの生き物企画、ばんばんやってほしいです!」

糸山さんからもこんな感想を。

「こういうイベントが自分が生き物の道に進むきっかけだったので、
開催する側に立てたのが自分の人生にとってもとても意義のある事でした。

採集している子ども達を見守りながら、
後先考えずとにかく沢山捕まえたり
生き物の感触を確かめる様に触る事が、
子どもの頃の僕にとってとても刺激的だったの思い出しました」

町にいるおもしろい大人と子どもの「夢中」が重なったあっという間の時間でした。

糸山さん、参加してくださった皆さん、ありがとうございました!

鮎喰川コモンスタッフ(神山つなぐ公社ひとづくり&関係づくり担当) 
秋山千草

投稿日
  • 2022.08.16
タグ
シェア