コモンだより

みどり
 

ぐんぐんみどり特別編つづき ~奇跡の小径が出来るまで~

「前回のおさらい」

コモンの川向こう、まるごと高専から続く小径に生い茂る竹藪が、綺麗に伐採され、見通しの良い安心な小径になったことを皆さん御存知でしょうか?


(昨年度、鮎喰川コモン発行の子育て通信『ぱっぱ』に掲載した、竹林整備の紹介文)


この伐採に令和7年度の1年間、無償で参加して下さった県内の学生の皆さんにお礼をお伝えできる機会がもてないか、とずっと考えていました。

2026/5/23「ついに機会が到来」

県内大学生フィールドワークの皆さんが、今年度もコモンに再来して下さいました。
前年度学生だったうちのお二人は、社会人になった今も神山町でのフィールドワークに継続参加して下さったとのこと。
引率の先生方の協力を得て、前年度参加された4人の学生さんにインタビューの機会を得ました。

留学生Tさん「神山町の景色が良く、作業をしていて楽しかった。コモンでお手洗いを借りられたから作業しやすかったし、雨宿りで立ち寄ったときのデザインコモンのイベントは大学で学んだデザインで、竹切る仕事を描けて思い出になっています」

Oさん「後半からの参加だった。実際に暮らしたことが無い場所で伐採作業をしてみると、地域のことを新鮮に考えられました」

留学生Sさん「出身地のバングラデシュで竹はビルや建築物の骨組みの素材として高級に扱われていますが、神山町で竹を切る意味に関心を持ち参加しました。参加するうちに、社会貢献できていると感じられ、地域社会の一員になっている自分の存在価値を感じられました。」

Hさん「二年前に初めて竹林の伐採という大きな仕事に参加しました。初めは色んな留学生や他学科の学生との交流の輪が拡がることの魅力が最大限でした。今は個人で芸術家の仕事をしていて、2年前からの作業で見た景色を思い起こして大好きな『寒色』が活かせる神山町を油絵で描きました。神山町のことをより沢山の人に知って貰いたいと思うので、これからも描いていきたいと考えています」



インタビューでお話を伺った際、前述の『ぐんぐんみどり』のコラムでフィールドワークによる安心安全な環境の恩恵を紹介したこと、子育て世代の皆さんに小径側からコモンを見つけて親子で新しい景色を発見するミッションを提案出来たことのお礼をお伝えしたのですが、
学生・元学生の皆さんから、ご自身にとって得るものが多い活動だったと感想を聞かせてもらい、私自身、「神山町の自然が色んな人の気持ちを動かしている」と改めて知る機会となりました。

さいごに、河川敷環境保全のフィールドワークは活動範囲を拡げて神山町で今後も続いていくそうです。

フィールドワークでコモンに立ち寄ってくれた現役学生の皆さんの中にはコモンという居場所に関心を持って下さった方が居らして「私が暮らす街にもコモンのような場所があったら良いのに」と、感想を言って帰られた方が居ました。

コモンの一端を担う者として、神山町という自然の中にあるコモンの景観や役割がより沢山の人に知っていただけたら良いなと感じています。

長くなりました。
コモンだよりを読んで下さる皆さん、いつも本当にありがとうございます。
また、機会があれば、フィールドワークのその後をお伝えしたいと思います。


コモンスタッフ3年目のかしはらより

投稿日
  • 2026.05.31
タグ
シェア